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卒研メモ:draw.ioを使ってみる

 普段のレポート作成や卒論執筆時に,ブロックダイアグラムや流れ図を描く必要が出てきます。そんな時は,ビットマップでグラフィックスファイルを作るツール(ペイントなど)より,ドロー(draw)系のツールを使う方が,拡大縮小時のジャギーを減らすことができ,何かと便利です。日経トレンディに,Google Chromeから使える”draw.io”の紹介記事が載っていましたので,早速使ってみました。

 draw.ioはChromeから使うWebアプリと,Windowsのデスクトップアプリとして無料で使えるバージョンがそれぞれ用意されています。どちらもChromeの拡張機能(見つからなければ”draw.io”で検索)からインストールできます。

 画面構成やメニューはWebアプリ版でもデスクトップ版でも同じですが,前者はGoogle Driveへの保存に対応しています。後者は複雑な図をスムーズに編集したい時に便利でしょう。

 試しに,本研究室のWebプログラミング教材に掲載されている図をdraw.ioで書き直してみました。普通保存するとXML形式になりますが,PDFファイル,PNGファイル,SVGファイルの形にエクスポートすることも可能です。下記はPNGファイルに200%の倍率で書きだしたものです。

 WordやExcelの図作成ツールでも簡単なものは書けますが,複雑なブロックダイアグラムを作る用途には向いていません。便利に使えるドロー系のツールを併用するようにして下さい。

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