Apache Cordovaの教材ですが,新たに「じゃんけんゲーム」を課題として追加し,説明をちまちまと改良して一段落しました。実際にコンピュータシステム実験で取り組んでもらうと,課題4で躓いて課題5まで完成するのが難しくなる,というのが本学の平均的なコンピュータシステム学科3年生のWebプログラミングスキルのようです。世間的にはどうなんでしょうか?
さて,次の「Webプログラミング開発入門」はフレームワーク(Framework)に基づいた教材作成がテーマになるわけですが,あまり手を広げすぎると収拾がつかなくなるので,
- サーバサイドはPHP7 + MariaDB(MySQL) or SQLite3
- クライアントサイドはHTML5 + CSS + JavaScript
で使える範囲のものにとどめておく予定です。Java ServletとかRuby on Railsとか.NET Coreは他の方にお任せしておくことにしましょう。もちろん,自力でやってみるのなら,卒研テーマとしてはO.K.です。その代わり,途中で挫折しても手助けできないことはご承知おき下さい。多分,別テーマに乗り換えてもらうことになります。
サーバサイドのフレームワーク
- CakePHP
- Laravel
- [CMS] WordPress
- [CMS] NetCommons
- [CMS] XOOPS
通り一遍のCRUDアプリを作るにしても,サーバーサイドのフレームワークは結構道具立てが大変なので,それぞれ1章分ぐらいになっちゃいそうですねぇ。
クライアントサイドのJavaScript-based SPAフレームワーク
上記3つのクライアントサイドのフレームワークは,全てNode.js環境下でSPAを作るためのものなので,まとめて一章分ぐらいでいいような。Cordovaの章に1節ずつ追加する程度かなと。
以下,Google Tread調べを載せておきます。すっかりWordPressの天下になっちゃいましたねぇ。インストールも操作感もお手軽ですからね。
Google Trend調べ
- PHP vs. JavaScript vs. Java vs. Ruby
- CakePHP vs. Laravel
- WordPress vs. NetCommons vs. XOOPS(WordPress圧勝・・・)