Google Analysisの機能をの一つに,Webページのあるリンクがどの程度の率でクリックされているかを憑依する機能があります。幸谷個人ページのindex.htmlを解析すると次のようになり,blogへのリンクが一番参照されていることが分かります。
ある程度ユーザのついたページがあったら解析してみて下さい。
卒研ネタになりそうな情報メモ。最近だとWebプログラミング関連の情報が多い。
鳥取県立博物館が,家老日記をHTML + CSSだけで縦書き表示し,テキスト検索可能な形で公開しました。
鳥取県立博物館の「鳥取藩政資料 家老日記 テキストデータベース」、翻刻文がCSSで縦組み表示されるようになっている https://t.co/i80KD0TNuP 。CSSによる縦書き表示、実用的に使われる時代になったのだなあ。 https://t.co/bQwEGHH8k2
— 2SC1815J (@2SC1815J) 2016年5月12日
縦書きはvertivalWriteクラスで,writing-mode: vertical-rl (垂直&右から左へ)と指定。Webkit(Chrome, Safari)では-webkit-, Operaでは-o-という接頭詞付き。>https://t.co/aObNdtJjvt
— 幸谷智紀.@駿府(+髭) (@tkouya) 2016年5月12日
縦書き表示はwriting-modeの指定だけで可能です。
これが縦書き表示です。
縦に読めますかね?
古いブラウザではダメかも。
早く最新版にして,縦読みしましょう。
JavaScriptを使って段落ごとに縦・横表示切替機能を作るとお年寄りにやさしいUIが可能になりそうです。
NVIDIA Deep Learning Day 2016 Springというディープラーニング展示会に出席してきました。現在のディープラーニング業界(?)の動向紹介と,GPUを使ったソフトウェア開発環境を分かりやすく紹介していた基調講演が一番良かったです。
そこで紹介されていた,GPU有力メーカー(といっても他はAMDとIntelぐらいしかないんですが)であるNVIDIA社が提供しているディープラーニングデモ環境,DIGITS 3.0を本研究室のちょっと古いGPU搭載マシン(GTX 780)に導入してみました。LinuxディストリビューションはUbuntu 14.04で,CUDA 7.0開発環境と共にapt-getコマンドでインストール可能です。なぜか最初のCUDA インストール時にはGPUドライバが導入されず,デフォルトのNVIDIA GPU用ドライバであるnouveauを殺し,改めてapt-get install cuda-7.0とすることで無事動作させることができました。
一応,簡単な手書き文字認識ができることは確認できました。
DIGITSには様々なディープラーニングフレームワークが導入されているようなので,これから勉強していきたいと思います。核となるニューラルネットワークについては本学の名誉教授である菅沼先生のページでもソースプログラム付きで解説されています。
今年度の誰かの卒研にリンクできませんかね?
2014年度の卒業研究として制作してくれたPHP+MySQLプログラミング教材ですが、アップロードしたものに不備が多々あり、その手直しを本年度の卒研生(水野君、渡邉君)が行ってくれました。
本年度はこれを改良し、JavaScript, jQueryを取り込んだトータルWeb教材の完成を目指します。
日経ITProの記事で,Deep Learning技法を使った画像ノイズ除去ソフトウェアwaifu2xの紹介がありましたので,早速使ってみました。
小さい元画像(浮世絵)をwaifu2xを使って2倍に拡大し,ノイズ除去も行ったものです。
確かに,不自然にのっぺりしていますがノイズが除去されていることが分かります。
このWebサーバにインストールして使うこともできそうですから,誰か体験してみますか?
追記:Windowsで動作するwaifu2x-caffeなるものもあるようです。Deep Learning部分にCaffeを使っているとのこと。
ちょろっと「インターネットの歴史」「History of The Internet」を検索するだけでも色々なサイトが出てきますが,Yahoo! Japanが作った絵物語風のものはなかなかいい出来です。
Yahoo!誕生から20年。時の流れは早いですね。当方も以前Web20周年誕生を記念して公開講座で講演したことがあります(資料PDF)。ざっくりとした歴史の流れをまとめると
という感じでしょうか。
年寄りの回顧談は長くなるのでこの辺で。
人工知能研究の一つに,ニューラルネットワークを利用したDeep Learningがあります。Caffeはそのソフトウェアフレームワークで,BSDオープンソースライセンスにて公開され,自由に使うことができます。今のところ,応用用途としてはWebのIFとして公開されている画像識別が主のようですが,ど素人が人工知能に触れつつその機能を理解するという用途には使えそうです。
下記の画像は,このサイトのトップにある入道雲+やらまいか創造工学センターの屋上部分の写真をCaffeにかけてみたところです。完全に火山の写真と思われているようですが。
ということで,ボツボツ原論文を読もうかなというところです。せっかくGPUが活用できる環境があるので,一台ぐらいはインストールしてcuDNNと格闘してみたいものです。誰かやってみませんか?
就活,卒研等で「堅い文章」(「社会人が仕事で使う普通の文章」の意)を書く機会が増えていきます。下記のTweetに添付されたチェックポイントは堅い文章の「基本中の基本」ですので,確認しておきましょう。それ以前に「誤字脱字の確認」ぐらいは,Wordでもある程度はできるので,確実にしておきましょうね。
青山聖子 (2008) 分野の違う人に伝わる文章を書くために.生物物理 48(6):347-351.https://t.co/rGO5KHnxTm
表1. 科学の文章を書くときのチェックポイント. pic.twitter.com/sdwDiWr70k— 細 将貴 (@MasakiHoso) 2016年3月13日
卒研を進めるにつれて技術的な困難に直面することが多くなります。その際には,同じ研究室のメンバーに相談,教員に相談,他の友達に相談・・・ということになるかと思いますが,相談する前にまずは「何を聞きたいのか?何が分からないのか?」ときちんと整理しておくと,聞かれる方も答えやすくなります。漠然とした疑問に大しては漠然とした回答しか得られません。
最近ではYahoo!知恵袋等のQ&Aサイトが人気ですが,プログラミングテクニックを聞く場としては,専門家が集っているとは言えず,あまり適していないように思えます。2chもそこそこ使えますが,罵声も飛び交うし,的確な回答が得られる率はそう高くないでしょう。
プログラミングに関しては,StackOverflowが先駆けとなり,日本語サイトもできました。最近ではTeratailというところも賑わっているようです(Internet Watch)。
こういうところできちんとした文章で質問できるようになると,口頭でのやりとりもスムーズにできるようになります。人に理解してもらう方法論を学ぶ意味でも,積極的に活用して「疑問をまとめて的確な回答を引き出す」テクニックを身につけて下さい。
Google Resizerというサービスがあるのを知りました(窓の杜紹介記事)。今まではPC, Tablet, Smart Phoneそれぞれで確認すべきWeb表示を1発でできるというものです。なかなか便利なので,卒研では大いに活用して下さい。