本研究室では,シングルページアプリケーション開発環境として,ネイティブスマートフォンアプリも構築できるApache Cordovaを使用します。以下,Windows 10 x64環境で,Cordova + Android Studio(エミュレータの利用)開発環境を構築する手順を解説します。情報が古くなったら(リンク切れとか)教えて下さい。
1.node.jsをインストール。なるべく安定版の方を利用。
2.node.jsインストール後,アプリケーションから”Node.js”→”Node.js command prompt”を開き,”node”コマンドが使用できる(Pathが通っているか?)ことを確認。
3.JDK(Java Standard Edition Development Kit)をダウンロード(jdk-8xx_windows-x64_bin.exe)してインストールする。何故かJDK 8の最新版でなければCordovaではコンパイルできないので,JDK 9とかJDK 10を入れてはいけない。その後,
①PATHにJDK\binを追加(javacへのパスを通す)
②JAVA_HOMEにJDKをセット
③antのPATHを追加(c:\Program Files\java以下に入れておく)
4.Apache antをインストールしてパスを設定
5.Windowsを再起動
6.コマンドプロンプトから
node -v,
npm -v,
javac -version,
java -version,
ant -version
が動作するか確認する。
7.Anrdoid Studioをインストール
Android Studioを開き,適当な新規プロジェクトを作って起動,”Tools”→AVD manegerを開いて適当なAVD(Android Virtual Device)を作成。
次のコマンドを実行し,すべてのライセンスを承認しておく。
1 |
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Android\Sdk\tools\bin\sdkmanager --licenses |
8.コマンドプロンプトを開き,Apache Cordovaをインストールする。
9.firstappを作成。コマンドラインプロンプトから下記の順番で実行
cordova create firstapp
cd firstapp
cordova platforms add browser android
cordoba build <– 必要なツール(gradleとか)を勝手にインストール
cordova serve →ブラウザ http://localhost:8000/で確認
10.AVD(Android Virtual Device)イメージを作る
Android Studio→Tools→AVD managerから適当なデバイスを選んでDL
→AVDを起動したら
cordova emulate android → Android emulaterが起動して確認