CakePHPを学ぶ(2) & Djangoに触れる

 WebプログラミングではFrameworkの勉強が欠かせなくなっているので,CakePHPについてはちゃんとやらねばと思っているうちになかなか時間が取れずにずるずるとここまで来てしまっています。とりあえず,資料になりそうなページへのリンクだけ,忘れないように書きつけておきます。今年度後期に間に合うかなぁ?

 ついでに,Python3ベースのFramework,Djangoの入門ページもチラ見してました。デフォルトだとSQLiteをバックエンドに使っているようですが,MySQLの方が管理の都合上有難いんで,その辺改良したものが欲しいなぁ。

 どちらも当方時間が取れそうにないので,来年の卒研テーマになりそうです。よしなに。

DjangoによるWebアプリケーション開発入門

情報学概論アンケート結果 2019年度

 昨年度も実施した情報学概論アンケート,本年度も結果が出ましたのでここで紹介しておきます。

  1. 契約キャリア:昨年度よりNTT Docomoの率が少し下がりましたかね。日本のキャリアのシェアはDocomo,AU,Softbankその他の三国志+有象無象状態であることに変わりはありません。
  2. スマホメーカー:iPhone所持率が高いのは相変わらずですが,Samsungが減り,その他が増えました。Huaweiかな?
  3. 月額料金:5000円未満の人が減り,5000~1万円の率が上がりました。キャリアウハウハですね。そういえば,転職してKDDI(AU)に入社した彼(卒業生)は元気かなぁ。
  4. SNS:LineとTwitterが圧倒的なのは変わらずですが,Instagramがちょろっと増えましたね。著名人が使っているのが影響したとか?
  5. メール:キャリアメールの使用者が激減し,その分をGmailで吸収している感じでしょうか。使用デバイスに関わらず使える所がいいですし,アプリ連携を考えるとGmailアカウントは必須ですよね。にしても@sist.ac.jpアドレスは不人気だなぁ。Outlookで使えるので,デバイス選ばずの公式アカウント,もうちょっと使って下さいまし。

Certbot更新

 見かけ上は分かりませんが,今まで更新エラーのため,Let’s Encryptの更新が滞っており,危うく本サイトのHTTPSが「オレオレ詐欺」状態になるところでした。

 Let’s EncryptのDVの有効期間は三カ月なので,期限切れの一月前ぐらいになると自動的に更新されるよう,毎日CronでLet’s Encryptの自動更新を行うためのPythonスクリプトキットであるcertbot-autoコマンドが動作するように設定しておくのがセオリーです。以前はCentOS 6標準のApacheと共に動作するようになっていたのですが,先日から独自に突っ込んだApache 2.4に変更しましたので,現在は停止させている既存のApacheを再起動しようとしてエラーになっていたようです。

 ということで,Webとは関係なしに動作するよう,Certbotの設定をWebroot経由にして強制更新。DV期限を7月まで伸ばすことができるようになりました。

期限が伸びた証拠

 にしても,Apache 2.4にして以来,どうもWebサーバの動作が遅くなったような気がしてなりません。やっぱり新しいLinux distributionと共にすっきりした環境で使いたいなぁと思う今日この頃です。

Apache, PHP更新

 PHP 5.4を騙し騙し使ってきましたが,とうとうWordpressから警告が出るようになりましたので,このサイトのPHPを5.4から7.3.4にアップデートしました。そのため,Apacheも2.2から2.4に上げる必要があり,結局,MariaDB以外のパッケージは全て総取り換えとなりました。

 PHPについては,Apache組み込みの動的ライブラリモジュールから,独立したサーバプロセスであるphp-fpmを介して動作するように変更しました。一応Wordpressはきちんと動作しているようですが,トップページ表示の際,右サイドメニューが出てこなかったり,上段タイトルの下が切れたりして,イマイチ見栄えが良くないようです。

PHPアップデート後の本サイトトップページ

 新学期が始まりましたので,ボツボツ直していきます。まぁ当分はこの体制で乗り切りたいと思います。

[2019-04-05(Fri) 追記] PHP 7.3に上げると,Crayon Syntax Highlighterのpreg_replace関数に与える正規表現がWarningを出し,表示が狂うという現象が起きるようです。詳細はこちらの記事で。ということでバックスラッシュをcrayon_langs.class.phpに入れるだけで表示が元通りになりました。ふ~,Webはこんな事日常茶飯事です。だから専門家が必要で,飯の種になる訳ですけど。

元通り!

 さて,新学期が始まりますね。PHP 7.3を使って心機一転頑張りましょう。

大学メインサーバHTTPS化

 どこにも告知が出てないので,ここで書いておきますが,静岡理工科大学のメインWebサーバを,3月中旬にHTTPS化しました。

 証明書はKDDIから取得したものです。

 2019年11月からは,HTTP経由のアクセスも全部HTTPSへリダイレクトする予定です。特段不都合は発生しないとは思いますが,今後は本学Webサーバに置いてあるコンテンツを紹介する時には,https://www.sist.ac.jpから始まるURLをアナウンスすることをお勧め致します。

地域創成フォーラム2018ポスター

 例年11月最終火曜日に開催される本学主催の地域創成フォーラム用に,本研究室では毎年1枚は新しくポスターを起こすことにしています。今年は本研究室のWebプログラミングテキスト教材をネタにしました。フルバージョンは会場か本学(フォーラム翌日以降展示)でご覧下さい。

2018年度ポスター上半分

 次年度以降は,高性能計算研究ネタでパネルを作らないといけませんね。精進します。

突然の停電

 台風24号の強風により,中部電力管内,特に静岡県西部地方の送電網が至る所で寸断され,早期の復旧作業のままならない状況に陥りました。本学もそれに巻き込まれてしまい,昨日は丸一日電気が来ず,全学休講にせざるを得なくなりました。幸い本日は朝8時から無事電力を回復し,正常業務に戻ることができましたが,復旧作業のため,本日も休講と相成りました。明日からようやく平常に戻ることができます。

中部電力提供の停電状況(2018年10月2日15時現在)
http://teiden.chuden.jp/p/sizuoka.html

 本学内のネットワークは切り替えたばかりでしたが,電力の回復と同時に無線も有線も平常通り使用することができるようになりました。また,メールやWebサーバはデータセンターOffice365外部クラウドでの運用でしたので,the Internetを通じての伝達手段は本学の電力の有無に関わらず使うことができ,連絡を不自由なく行うことができたのは不幸中の幸いです。まぁこれが普通の組織のICT基盤なんですが。

 本サーバについても何の影響もなく起動し続けています。トラブルは日常的につきもの,いつでも平常業務出来るようにシステムやバックアップ体制を整えておく必要性を痛感した今回の停電騒動でした。

幸谷研究室・情報セミナー2スケジュール2018

2018年度情報セミナー2について

  • 実施日時:水曜2限目,木曜1限目
  • 場所:研究実験棟443実験室
  • 使用ソフトウェア:XAMPP for Windows
  • テキスト:暫定版

初回は443実験室ネットワークの設定,XAMPP for Windowsのインストール,輪講割り当て,連絡係の決定を行います。必ず自分のNote PCを持参して下さい。

大学内のWiFi環境が整いつつあります

 予定通り,大学内の情報基盤更新作業(主としてネットワーク環境)が進展しています。今日からは教育棟1F~3Fまで,無線LAN(WiFi)が,統一的なID (SIST-ID, Office365メールアドレスの@左側文字列)で使えるようになりました。このBlog記事も,テストを兼ねて201教室,202教室を移動しながら書きました。

202教室からWiFi経由のアクセス

 学生さんが使えるようになるのは9月26日のガイダンス以降になります。接続方法についてはガイダンス時に説明しますので,よく聞いておいて下さい。

 WiFiのAPは各教室の天井に取り付けてある,CISCO Meraki MRシリーズです。どこにあるかは探してみて下さい。情報センターで集中管理していますので,どこで障害が発生したかすぐ検知できるようになっています。

CISCO Meraki MR

 ネットワーク更新後は何かとトラブルが付きまとうものです。いろいろ面倒なこともあるかもしれませんが,使い勝手は前期よりだいぶ良くなるはずなので,末永くお付き合いして下さい。

本サイトは無事です

 以前ご紹介した通り,本サイトはさくらインターネットの石狩リージョンに設置してあるVPSを使用しています。2018年9月6日午前3時ごろに起きた胆振地方の地震による全道停電に,石狩リージョンのデータセンターも巻き込まれましたが,非常用電源に切り替わって正常に運営されているとのこと。また,一部に影響は出たようですが,本サイトが設置してある第一エリアではなく,第二エリアのみだそうです。

 データセンターは非常時に備えてハードウェアのバックアップ体制は整えてあるのが普通です。本サイトについてもそのおかげで無事に運営できており,自前のパソコンでサーバーを動かしていた時代を知るものとしては誠に感慨深いものがあります。

 皆さんも大いにクラウドサービスを利用して,地震の重要なデータは2重,3重のバックアップ体制を取るようにして下さい。