高性能計算研究室における受託研究・開発ポリシー

高性能計算研究室主宰:幸谷 智紀(こうや とものり)

 高性能計算研究室では,可変精度計算の高性能化を希求する研究をメインとしており,近年は特に下記に関連するソフトウェア開発とベンチマークテストに注力しております。

 つきましては,本研究室との受託研究もしくはWebサービスも含めた開発についても積極的に推進したく,最初は必ず本学総合技術研究所の技術相談・学術相談窓口を通じてご相談下さい。また,あらかじめ下記の本研究室における受託研究・開発ポリシーについてもご確認して頂きたく,よろしくお願い致します。

  1. 本研究室における学術研究活動に資する研究・開発については,必要最小限の機材・旅費等のコスト負担の補助をして頂いた上で,無償で実施させて頂きます。この場合「学術研究活動」とは,本研究室メンバー(指導教員,卒研生,大学院生,研究員など)の研究内容の講演や論文出版,ソースコードのオープン化に何ら制限がないものを意味します。
  2. 特許に関連した研究・開発活動については,上記「学術研究活動」として実施できる場合は同じ条件にて実施可能です。研究・開発状況の公開に制限・制約がある場合は,必要とする時間・人員に応じた対価が着手に際して必要になります。また,Webサービスやソフトウェアを自社で展開・販売される場合については,サービス期間中に取得できた成功報酬,もしくは,権利放棄の対価を,要した時間と人員,開発内容に応じてお支払い頂きます。なお「対価」と「成功報酬」についてはケースバイケース,ご相談の上で決定致します。
  3. 上記1,2に該当しない研究・開発案件については別途ご相談下さい。技術相談が伴う場合は,本学総合技術研究所の技術相談・学術相談に相当するものとして取り扱いさせて頂きます。

 なお,本研究室が公開するWebコンテンツ,ソースコードについては自己責任の範疇で,リンクを通じて自由にお使いいただいて結構です。

 高性能計算研究室は,日本並びに世界に貢献できる産学連携を積極的に推進したいと考えております。お互いのビジネスや研究活動に良い貢献ができるよう,受託研究・開発をお考えの方は,あらかじめ本内容についてはご熟読の上,本学窓口を通じてお申込みいただければ幸いです。

 以上よろしくお願い致します。