卒研メモ: GPSを活用した地図連携ウォーキングアプリ

 昨年度の卒業研究ではスマートフォンの加速度センサーを使って歩数を記録するWebアプリケーションを作成しました。これを応用して

  • Google MapとGPSデータを連携し,地図上にウォーキング跡を表示
  • 歩数,歩いた距離,体重を使って消費カロリーの自動計算

ぐらいは出来そうかなぁという感触を得ています。

 2018年度(か2019年度)より,特別プログラムの担当を外れて3年生の個別学生実験の担当に戻りますので,この機会に教材としてこのウォーキングアプリを使ってみようと計画中です。スマートフォンは受講する学生さん個人のものを使うことになりますが,持っていないという人向けに1台ぐらいはプリペイドsimを入れた安物スマホを用意する必要はありそうです。

 Webアプリケーション開発環境としては,管理の都合上,Linux (UbuntuかCentOS)をNFSクライアントとして利用し,自動的にホームディレクトリのpublic_html以下に置いたファイルは公開されるようにしようかなと。アップロードに関わるファイル名やパーミッショントラブルは避けたいところですので。

 あとはw3schoolsの解説などを見ながら,研究室独自の教材を膨らませつつ,適度なレベルのスマホ対応Webアプリに仕上げていければと考えています。今年中に目途をつけたいところです。つか,つけなければなりません。

[2017-01-26追記]
 GPSデータの利用はこちらのSyncerさんのやられていることで半分ぐらいは尽くされてる感じです。距離の計算,歩数の計算をプラスして,PHPをAjaxで呼び出して逐次データを保存する機構をつけると大体思ったものが作れそう。あとは受講生個々のデータを区別して保存できるようにしておけば大丈夫かな?(MySQLよりSQLiteの方が良さげ)。