依頼があったので,かなり大雑把なものですが,本学(静岡理工科大学)コンピュータシステム学科入学生のカリキュラムパスを描いてみました。本学科でどのような教育を受けたかを説明する機会があれば,この図を思い描きながら大づかみで解説できるようになって下さい。
[PDF版]
主宰:幸谷智紀
依頼があったので,かなり大雑把なものですが,本学(静岡理工科大学)コンピュータシステム学科入学生のカリキュラムパスを描いてみました。本学科でどのような教育を受けたかを説明する機会があれば,この図を思い描きながら大づかみで解説できるようになって下さい。
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本学は本年度(2016年度)よりMicrosoftのOffice365サービスの利用を開始しました。メールが世界どこにいても読み書き返信できるようになり,Office 2016の利用も手軽になるなど良いことづくめのようですが,反面,すべての情報を先方に預けるということでもあり,良いことづくめというわけではありません。
京都大学は本学より早くOffice365とその前身となるサービスへの移行を開始しました。その貴重な記録が公開されています。ネットワーク管理やOffice365サービスに興味のある方は読む価値があります。
ネットワーク管理者としては,サーバのメンテナンス業務が楽になる反面,こちらではどうしようもないトラブルへの対処も先方任せになるというジレンマに見舞われることになる訳で,日々胃が痛いことには変わりないなぁという感想を持ちました。
GoogleがモバイルWeb環境のチェックツールをリリースしました。
Google、モバイル向けサイトのテストツールを公開 https://t.co/ZNKHAYuSbG pic.twitter.com/krSBmV38ZA
— INTERNET Watch (@internet_watch) 2016年6月6日
早速この研究室のページをチェックしてみました。結果は下記の通りです。
WordPressのおかげでモバイル環境でのWebデザインは良いようですが,張りつけた画像が重たいようで,3秒以内に読み込めるサイズにしなさいと怒られてしまいました。ふーむ,難しいモンですね。
皆さんも作ったサイトがどのように採点されるか確認してみましょう。
関西大学の岩本研究室で公開されている「メールの書き方(基礎編&応用編)」が秀逸でしたのでここで紹介しておきます。
【お知らせ】
大学生向けの「メールの書き方(基礎編&応用編)」を公開しました。電子メールの書き方が分からない大学生&大学生を指導する大学教員の方はご活用ください。
基礎編:https://t.co/6tqm3gY07J
応用編:https://t.co/q5QtruwV7e— 関大岩本ゼミ(マーケティング☆) (@iwasemi_ku) 2016年4月21日
本ページのFAQにも少し書いておきましたが,本学にはタイトル(subject)を書いてないメールを平気で投げつける人が多すぎます。ちょっとした日頃の心遣いの集積を怠ると,就活時期にはバカにならない「格差」となって自分に跳ね返ってきます。それはメールの書き方にも如実に現れてきます。注意されたら直せる部分から少しずつでもいいので修正していきましょう。紹介した「メールの書き方(基礎編)」「同(応用編)」はその一助になるものですので一読しておきましょう。こういう指導を受けている他大学の学生さんたちと同じ土俵で戦うことになるのが「就活」なのですから。
鳥取県立博物館が,家老日記をHTML + CSSだけで縦書き表示し,テキスト検索可能な形で公開しました。
鳥取県立博物館の「鳥取藩政資料 家老日記 テキストデータベース」、翻刻文がCSSで縦組み表示されるようになっている https://t.co/i80KD0TNuP 。CSSによる縦書き表示、実用的に使われる時代になったのだなあ。 https://t.co/bQwEGHH8k2
— 2SC1815J (@2SC1815J) 2016年5月12日
縦書きはvertivalWriteクラスで,writing-mode: vertical-rl (垂直&右から左へ)と指定。Webkit(Chrome, Safari)では-webkit-, Operaでは-o-という接頭詞付き。>https://t.co/aObNdtJjvt
— 幸谷智紀.@駿府(+髭) (@tkouya) 2016年5月12日
縦書き表示はwriting-modeの指定だけで可能です。
これが縦書き表示です。
縦に読めますかね?
古いブラウザではダメかも。
早く最新版にして,縦読みしましょう。
JavaScriptを使って段落ごとに縦・横表示切替機能を作るとお年寄りにやさしいUIが可能になりそうです。
NVIDIA Deep Learning Day 2016 Springというディープラーニング展示会に出席してきました。現在のディープラーニング業界(?)の動向紹介と,GPUを使ったソフトウェア開発環境を分かりやすく紹介していた基調講演が一番良かったです。
そこで紹介されていた,GPU有力メーカー(といっても他はAMDとIntelぐらいしかないんですが)であるNVIDIA社が提供しているディープラーニングデモ環境,DIGITS 3.0を本研究室のちょっと古いGPU搭載マシン(GTX 780)に導入してみました。LinuxディストリビューションはUbuntu 14.04で,CUDA 7.0開発環境と共にapt-getコマンドでインストール可能です。なぜか最初のCUDA インストール時にはGPUドライバが導入されず,デフォルトのNVIDIA GPU用ドライバであるnouveauを殺し,改めてapt-get install cuda-7.0とすることで無事動作させることができました。
一応,簡単な手書き文字認識ができることは確認できました。
DIGITSには様々なディープラーニングフレームワークが導入されているようなので,これから勉強していきたいと思います。核となるニューラルネットワークについては本学の名誉教授である菅沼先生のページでもソースプログラム付きで解説されています。
今年度の誰かの卒研にリンクできませんかね?
2014年度の卒業研究として制作してくれたPHP+MySQLプログラミング教材ですが、アップロードしたものに不備が多々あり、その手直しを本年度の卒研生(水野君、渡邉君)が行ってくれました。
本年度はこれを改良し、JavaScript, jQueryを取り込んだトータルWeb教材の完成を目指します。
租税回避地(Tax Haven)を使っていたお金持ち達のやり取りを暴露したPanama文書が話題になっていますが,2.6TBもの文書を解析した手法について分かりやすく概説した方がいらっしゃいますので紹介しておきます。
RDBにするだけでは人物や会社との関係性が分かりづらいので可視化し,人力を借りつつ解析精度を上げていくという手法を取っているようです。技術的解説としては
Neo4j BlogAnalyzing the Panama Papers with Neo4j: Data Models, Queries & More
も必読とのこと。
ここで取り上げられている可視化ツール類は卒研でも使えそうです。