本学は本年度(2016年度)よりMicrosoftのOffice365サービスの利用を開始しました。メールが世界どこにいても読み書き返信できるようになり,Office 2016の利用も手軽になるなど良いことづくめのようですが,反面,すべての情報を先方に預けるということでもあり,良いことづくめというわけではありません。
京都大学は本学より早くOffice365とその前身となるサービスへの移行を開始しました。その貴重な記録が公開されています。ネットワーク管理やOffice365サービスに興味のある方は読む価値があります。
ネットワーク管理者としては,サーバのメンテナンス業務が楽になる反面,こちらではどうしようもないトラブルへの対処も先方任せになるというジレンマに見舞われることになる訳で,日々胃が痛いことには変わりないなぁという感想を持ちました。